~「売れるECサイト」にするためにはどうすれば良いのか?VOL.1~

はじめまして。
株式会社アイディーエスの なかむら です。

EC-CUBEの仕組みのお話やプラグイン等、機能面については、弊社エンジニアのブログをご覧いただければと思います。

私がご紹介するものは、『「売れるECサイト」にするためにはどうすれば良いのか?』についてです。

こちらはとても1回で完結できるものではありませんので、今回は以下についてお話しさせていただきます。

●ECサイトはどこで作れば良いのか?

はい、まず売るためにはサイトを構築しなければなりません。
お店ですと、店舗(場所)ですね。
ECサイトもまずはそこからスタートします。
思い浮かぶのはありますか?

  • モール型?
  • ショッピングカート型?
  • 自前型?

上記にはそれぞれ特長があります。

モール型

モール型は、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどが該当し、1つの場所に様々な店舗が集まった、インターネット上におけるショッピングモールです。
こちらのメリットは何と言っても、集客力が期待できることです。
上記、有名なモールの場合、ネームバリューが抜群ですので、開設したばかりでも比較的カンタンに集客が期待できます。 また、集客以外にもネットショップの運営をサポートしてくれるので、売上アップにつながりやすい効果も更に期待できます。

しかし、

当然のことながら、デメリットもあります。

まず、テナント料金やロイヤリティの支払いが発生してしまうことです。
これは、メリットのブランディング効果への対価といった側面もありますので、そこまでのデメリットとまでは行かないのかもしれません。

私が最もデメリットと感じてしまうのは、差別化が困難だということです。モール自体が大きければ大きいほど、競合も増えてしまいます。
お客様はたくさんいますが、自分の周りに競合店が多数存在している中で、効果的なアピールを行い、お客様に買っていただく。
そのストーリー作りは、ミッションインポッシブルに近いものがあります。
ただでさえ、モール型に訪れるお客様は、価格重視傾向が強いですので、価格競争に巻き込まれることになります。

更に、来店いただいたお客様には、最低でも商品(サービス)やお店の名前を知っていただきたいと思いますが、 実際に購入していただいたお客様でも、お店の名前は憶えて(認識して)おらず、モールで購入したという印象しか残らない場合が多くあります。

ショッピングカート型

ショッピングカート型ですが、いわゆる「ASP(Application Service Provider)」を利用して、構築する方法です。
立ち上げ時に費用を極力掛けずにオープンしたい場合に適していますので、初めてECサイトを作る企業様等で多く取り入れています。無料で利用できるASPもあり、短時間でECサイトをオープンさせることも可能です。
各機能はASP提供会社様に依存することになりますが、システム要素は最新性が保たれ、ユーザーの声を反映した拡張拡張といった対応をきっちり行っている企業様もあります。

費用対効果を考えた際、一番良さそうに見えるショッピングカート型もデメリットは、当然あります。

一番の問題は、「自社の仕様に合わせたカスタマイズができない」ことです。

前述の通り、ユーザーの声を反映して作られていますが、それが貴社の仕様に合致しているとは限りません。

多くの機能で問題なく利用できるけれども、いくつかの点で合致していない、しかもその合致していない機能が、商品(サービス)を訴求するための重要なポイントであったり、競合との差別化を打ち出すものであったりとなる場合が少なくありません。

また、

デザインもカスタマイズは可能ですが、制約等があり、ユーザーに使いやすいものに変更しようと考えても、それが反映できないということも多いです。競合が導入しているASPなので、自社でもそれを導入するという考えは誤りではありませんが、仕様の差別化・デザインの差別化も厳しいとなりますと、扱う商品自体の問題に着地してしまうこともありえます。

そうなりますと、モール型のデメリットにもありました、差別化を打ち出すために、低価格化に陥ることが避けられなくなります。

自前型

最後に、

自前型です。

自前型にも「商用パッケージの利用」「オープンソースの利用(無償でECシステムが利用可能)」「フルスクラッチ(ゼロからの構築)」と、いくつか種類があります。

フルスクラッチになりますと、全てを自前で構築しますので、自社拘り仕様の実現・差別化抜群のデザインを形にすることが可能ですが、構築までの期間および費用が大きく嵩むことになります。

自社完全独自のECサイトの構築という響きは、ブランディング的には良いですが、費用対効果を考慮した場合、よほどの売上を獲得できている企業様が対象になると思います。

また、

商用パッケージ、オープンソースの利用どちらでもある程度の規模であれば、実現は可能です。

よって、自社に開発部隊があり、日々PDCA改善を行うことが義務付けられている対応力がある企業様ということになります。

「商用パッケージ」か、「オープンソース」

では、

残りの「商用パッケージ」か、「オープンソース」のどちらを利用すべきかになりますが、こちらもそれぞれのメリットおよびデメリットをしっかり理解しておくことが大切です。

商用パッケージのメリットは、フルスクラッチより低コストでフルスクラッチに近い機能を備えた構築が可能という点です。
以前までは、フルスクラッチには機能が適わないというのが一般的でしたが、現在の商用パッケージはフルスクラッチに機能が迫っており、機能的にそこまで大差がなくなってきています。
デザインにほぼ制限がなく、カスタマイズが必要であっても基盤があるため、フルスクラッチよりも短期間で構築が可能です。

また、

自社で求める仕様が完全に合致していれば、カスタマイズ無しで導入も可能です。
商用パッケージは、ASPのように安価ではないため、完全に合致する場合も非常に多くなります。

かたや、

オープンソースのメリットは、何と言っても無料でECシステムを構築できることです。
カスタマイズやシステム連携も可能で、デザインも自由に作成することが可能です。

技術力があれば、望む仕様を実現したECサイトの構築が可能です。

カスタマイズした分のみ構築費用が計上されるため、商用パッケージでは同梱されているが、使わない機能やなくても差し支えない機能の省略が可能です。
これは、サイト運営(管理)のしやすさだけでなく、費用にも大きく関わってきます。

さて、

デメリットは、「商用パッケージ」「オープンソース」「フルスクラッチ」全てに共通ですが、システムは時間とともに古くなっていきますので、リニューアルは必ず行う必要があり、一度構築したから永久にというわけにはいきません。

「モール型」「ショッピングカート型」と比べ、費用が大きく掛かってきますので、充分な検討が必要だと思います。

さらに、商用パッケージは高機能で業界ニーズの反映力も高いですが、オープンソースと異なり、開発提供ベンダーへの依存が避けては通れません。

システムが複雑になればなるほど、構築するものが高機能になるほど、構築することに頭がいっぱいになってしまい、構築後の運営にまで、思考が追い付かなくなることが多くあります。

まとめ

「ECサイトはどこで作れば良いのか?」という命題は、全ての根幹になりますので、構築までも相応の労力は必要ですが、『売れるECサイト』にするためには、構築後にいかにお客様のニーズにお応えできるかが、重要になってきますので、今目先の仕様(機能)や費用のみに捉われず、1年後・3年後を見据えた基盤を検討する必要があると思います。

1年後の売上目標、3年後の売上目標から、それを実現するためには、どの機能が必要なのかを考慮して、選定を行うことをお勧めいたします。

各企業様により、合致するものは異なるかもしれませんが、
長期的に費用を抑えたECサイト構築を検討されていましたら、自社の独自性を打ち出すためのカスタマイズ性・デザイン性も担保可能な「オープンソース」を利用したECシステムの構築をお勧めいたします。

そのオープンソースにおいて、日本国内で最も有名とも言えるパッケージが、『EC CUBE』になります。

弊社は、「EC CUBEプラチナパートナー(最上位ランク)」となっていますので、

『EC-CUBE』をご検討の際は、ぜひご相談いただければ幸いです。