先日Googleより下記の重要なアナウンスがありました。

2023年7月1日をもって、ユニバーサルアナリティクスの計測を終了します

https://support.google.com/analytics/answer/11583528?hl=ja

ECサイトに関わらず、多くのサイトで導入されているユニバーサルアナリティクスのすべてのトラッキングが停止されてしまうことは、サイト運用に関わる方であれば、大変大きなニュースであることは間違いないと思います。
つきましては、
移行スケジュールを立案のうえ、準備を進めることをおすすめいたします。
特に、注意しなければならない点は、
2023年の12月31日まではユニバーサルアナリティクスの画面にアクセス可能ですが、それ以降はアクセス不可になるということです。

弊社ではツール設定代行はもちろんのこと、
お客様のECビジネスのボトルネックを洗い出し、状況に応じた適切な改善施策のご提案もさせていただいております。
まずは、以下までお気軽にお問い合わせください。
▼問合せフォーム:https://ec-cuber.jp/contact-us/

【移行スケジュールに向けて】

ユニバーサルアナリティクスのサポートが終了前に移行を完了することは当然ですが、
アクセス解析で必須ともいえる前年比較を行うには、2023年6月30日まで完了していけば良いということではなく、2022年6月30日までに完了させておくことが必要だと考えます。

【スケジュール整理】

<ユニバーサルアナリティクス(無償版)>

  • 2023年7月1日データ計測停止
  • 2023年12月31日データ保存期間終了
  • 2024年1月ユニバーサルアナリティクスアクセス不可

<Googleアナリティクス4(GA4)>

  • 2022年7月1日データ計測開始
    ↓※チューニング期間
  • 2023年7月1日GA4データ本格運用
    ※2022年7月からの前年比較が可能

【移行に向けての準備】

  1. Googleアナリティクス4(GA4)の概念理解
  2. Googleアナリティクス4(GA4)で必要なデータ項目の定義・整備
  3. ユニバーサルアナリティクスで保存しておくデータ項目の定義・保管
  4. Googleアナリティクス4(GA4)の導入方法

Googleアナリティクス4(GA4)の概念理解

GA4はページビューを取るツールではなく、ユーザー行動のイベントを収集し計測するツールです。
特にECサイトは、商品ごとの売上データを把握することになるため、eコマース設定が重要になります。
そのことから、GA4用のデータレイヤーと、eコマース設定を正しく設定しましょう。
また、
GA4は、Googleアナリティクスの新しいバージョンですが、上書きインストールはできません。
従来のユニバーサルアナリティクスと並行で、あらたにGA4のタグを設定する必要があります。
並行で異なるタグを貼りますので、得られるデータも違った値になります。
従来の過去データを引き継げないこと、並行で収集した値がUAとGA4で一致しないことをきちんと理解しておくことが必要です。

②Googleアナリティクス4(GA4)で必要なデータ項目の定義・整備

GA4には、ユニバーサルアナリティクスにあるビューが存在しません。
ということは以下のことができなくなることになります。

  • 同じタグで計測したデータを複製し、テスト用、本番用の利用していた。
  • ビューにフィルタを設定し、レポートデータの制限、修正をしていた。
  • ビューごとに閲覧権限が設定できるため、権限配分で任意にビューを利用していた。

GA4ではビューがなくなり、プロパティとデータストリームという単位になります。
データストリームはタグと1対1となり、分けることができません。

■ユニバーサルアナリティクスとGA4の比較

<ユニバーサルアナリティクスのアカウント構造>

  • プロパティ:計測データを格納する入れ物
  • ビュー:計測データの集計
  • 目標設定:ビュー毎に20個まで設定可能

<GA4のアカウント構造>

  • プロパティ:計測データを格納する入れ物および集計レポート
  • データストリーム:プロパティ内の計測対象
  • コンバージョン設定:プロパティ毎に30個まで設定可能

上記ポイントを理解したうえで、

Google Search Console、Google BigQuery等との連携、クロスドメイントラッキング設定、イベントトラッキング設定等を整備する必要があります。

③ユニバーサルアナリティクスで保存しておくデータ項目の定義・保管

ユニバーサルアナリティクスの過去のデータをGA4へインポートはできません。
そのため、ユニバーサルアナリティクスの過去データについては、後日でもデータの振り返りが出来るように、バックアップを用意しておくことをおすすめいたします。

<おすすめする保存方法>

  • ユニバーサルアナリティクスの過去のデータを出力して保存しておく。
  • 必要データ項目や可視化すべき要件を整理したうえでレポートを作成しておく。
  • ユニバーサルアナリティクスの過去データをGoogleデータポータルへインポートして、ダッシュボードを作成しておく。

④Googleアナリティクス4(GA4)の導入方法

GA4の導入にあたり、従来のユニバーサルアナリティクス同様に、GA4のタグをサイトの全ページに貼りつけることでも問題はありません。
しかし、ベーシックなページビューだけでなく、クリック計測やeコマース計測、会員IDの取得など、カスタムな設定を行ううえでも、Googleタグマネージャ経由での導入をおすすめいたします。

<導入の流れ>

【要件定義】

●サイト整理
●計測イベント整理

  • コンバージョンイベント定義
  • パラメータ定義
  • カスタムディメンション定義
【基本タグ実装・設定】
  • GA4プロパティ作成
  • データストリーム作成
  • データ保持設定
  • 基本タグ設定
【イベントタグ実装・設定】
  • イベント、パラメータ設定
  • カスタムディメンション設定
【ツール連携】
  • 広告連携
  • GoogleSearch Console連携
  • BigQuery連携

【さいごに】

GA4は、取得するデータの形式、使える機能、レポート環境も、従来のユニバーサルアナリティクスとは大きく異なります。
GA4はツールである以上、使うことが目的ではなく、計測したデータをどのように活用するかが大きなポイントだと考えます。
つきましては、
活用するシーンをきちんと視野に入れた要件定義を実施して、移行を進めることをおすすめいたします。

弊社では、お客さまとともに事業成功へ向けての二人三脚をお約束いたします。
そのため、流行りや非現実的な施策のご提案ではなく、現実的かつお客様に最適な施策をご提案いたします。
日々の運用課題から、売上アップの方法等様々なご相談にお答えしていきますので、お気軽に以下までご連絡ください。
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